スロベニアがブロックチェーン大国へ名乗りを上げる

スロベニアがブロックチェーン大国へ名乗りを上げる

スロベニアがブロックチェーン大国を目指す

スロベニアのミロ・ツェラル首相と経済開発・技術大臣のズドラウコ・ポチヴァルシェク氏および多数の国務長官がViberate(ヴァイブレート)社の施設内で行われた会議に出席しました。

ViberateはスロベニアのDJと音楽作家の2名によって共同で設立され、世界中のミュージシャンやコンサート会場の情報が掲載されているサイトをプロダクトとしています。

Viberateでは、ミュージシャンとイベントの主催者をつなぐためのプラットフォームとして、スマートコントラクト等ブロックチェーン技術を活用し、ミュージシャンの支援を行っています。

今回のスロベニアの重役の会議では、Viberateのメンバーやスロベニア国内の他のブロックチェーンのベンチャー企業と一緒に、ブロックチェーン技術のメリットやデメリットなどを話し合い、スロベニアという国を国内外のブロックチェーン企業にとってより魅力的なものにするために話し合いました。

パネルディスカッションでは、ブロックチェーン技術を開発するにあたって、この分野における企業と政府の協力の重要性と、革新的な企業の創造を促す友好的な関係を築く必要性について議論しました。

スロベニア政府とブロックチェーン企業の連携強化を確認

会議では、Viberate社、InsurePal社、ICONOMI社、SunContract社の代表がミロ・ツェラル首相と各閣僚に自分たちの活動を紹介し、現在直面している障壁等を説明し、スロベニア政府にサポートを求めました。

スロベニアのミロ・ツェラル首相は、
「政府はスロベニアの経済成長のために、すべての分野で近代化とデジタル化促進のビジョンを掲げ、新しい技術の導入を目指しています。その中でも、ブロックチェーン技術には大きな可能性があると認識しています。」

「そして、スロベニアはヨーロッパの国々の中でも最もブロックチェーン技術でリードしています。ブロックチェーンの領域でビジネスモデルを開発し、促進していくことが経済成長には必要不可欠だと考えています。」

ミロ・ツェラル首相は続けて、

「仮想通貨ICO取引は、適切に規制されている場合、効率的で安全な資金調達の仕組みに発展する可能性を示しています。政府はICOを厳重に監視し、EUのように、投資家などの利害関係者をリスクから守る、適切な規制を追求します。」

「今のところ、投資家とICO実施者は、適切な法整備がなされていないため、自己責任ですべてのリスクについて学ぶよう呼びかけられます。ICO実施者は、自身の能力に応じて、財務の安全性を損なわない方法で投資を処理する必要があります。」

と述べました。会議の後、Viberate社のCOOであるVasja Veber氏は、

「我々のような若い会社が首相と4人の閣僚と会い、政府が起業家環境の発展にどのように役立つのかを直接提示することができるのは、スロベニアのような小国ならではで、小国が他国と比べて必ずしも不利であるとはあるとは限らないことが分かります。アメリカのシリコンバレーで設立1年のスタートアップが自国の重役とこのように話し合う機会をセッティングできるとは想像できません。」

「スロベニアがブロックチェーン技術において他国をリードする機会があり、それを逃してはならない時が来た。政府との協力関係を強化し、スロベニアがブロックチェーン立国となることを願っています。」

スロベニアのブロックチェーン企業は世界的にも認識され始めていて、その価値は着実に増加しています。

Viberate社のプロジェクトは、ビットコインの開拓者であるチャーリー・シュレム氏、スタンフォード大学教授でありPinterestの開発マネージャーであるJure Leskovec氏、世界的に有名な核物理学者のDr. MarkPleško氏など、世界的に有名な専門家にも影響を与えています。

また、グラミー賞の受賞者でもあるイモージェン・ヒープ(Imogen Heap)氏も、Viberateをサポートしています。