モスクワでブロックチェーンを活用した選挙システムの実現へ

モスクワがブロックチェーンを活用して公平な選挙の実現へ

ブロックチェーン技術は、確実で公平な選挙を実現することができます。ブロックチェーンを活用することで、投票データの削除や変更などの改竄が不可能になります。

ロシアのモスクワでは、モスクワでの投票プロセスにこれを導入する目的で、イーサリアムネットワークをもとにプライベートブロックチェーンを構築していきます。モスクワ市当局者は、市民の投票操作に対する不安を和らげ、ロシアで自由かつ公平な選挙ができるということをアピールしたい考えのようです。

「時には、すべての投票が信頼できるとは限らない」と同市のCIO(最高情報責任者)とイノベーションアドバイザーを務めるAndrey Belozerov氏は述べています。

「そこで、ブロックチェーンを使用することに決めました。アイデアは、すべての票をブロックチェーンに入れて誰もがブロックチェーンネットワークに接続できるようにすること、投票プロセスを確認することなどです。

すべての投票が一意に記録され、投票プロセスが完全に透明であることを確実にするためにブロックチェーン技術を使用することは、アメリカで依然として使用されている陳腐化した投票プロセスから遠く離れています。」

Andrey Belozerov氏が揶揄したアメリカの投票システムですが、米国の市民は19世紀に開発されたシステムを使って投票しています。もちろん、州ごとに取り入れている投票システムは異なりますが、州によっては100年前のシステムに依存しているところもあります。

オンライン上での投票などが可能になる将来の選挙システムでは、間違いなく国内外のハッカーの影響を受けて改ざんされるため、分散型であるブロックチェーンの投票システムは理にかなっているだけでなく、インターネット時代の民主主義を維持する上で不可欠なようです。

このように公平で透明な選挙プロセスの実現のために残された唯一のハードルは、モスクワとアメリカだけでなく世界各地の政府関係者からの抵抗、つまりは圧力です。

参考