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Microsoft officeのアップデートでビットコイン対応
2017年10月3日に行われたMicrosoft officeの最新アップデートのロードマップには、現在普及しているExcelスプレットシートソフトウェアの4つの異なるブラットフォームへのビットコインサポートが含まれています。
この計算により、ビットコインデータをスプレッドシートや計算に使用できるため、ビットコインによる予算作成作業がはるかに容易になります。
対応するバージョン
この変更は、Windowsデスクトップ、Windows ウェブ、Android、及び一般的なMicrosoftプラットフォームでビットコインの設定をサポートします。
この変更機能は、Microsoft office2016のExcelバージョンに入っているものであり、2017年前半にアップグレードした方はいつでも使用可能です。
Xboxでのビットコイン支払い対応
2014年12月、Microsoftのゲームプラットフォームである、Xboxは、ゲーマー向けのビットコインサポートとして、Microsoftアカウントの残高に追加でき、ライセンスやゲームの購入をすることができるようになました。
Microsoftのビットコインを受け入れる支払い処理担当者は、ビットコイン支払いにおける売上高を具体的に開示はしないが、「2014年の11月と12月のビットコイン取引の記録で月間10万件以上の請求書が処理された」と発表しました。
イーサリアムとMicrosoftの親密な関係
イーサリアムはMicrosoftと密接な関係を持っています。2015年12月、マイクロソフトAzureでダウンロード用のイーサリアムプラットフォームパッケージがいくつか追加されました。
開発者用のプラットフォームAzure
イーサリアムは、「ETH BasS(Ethereum as a Service)」と呼ばれるクラウドプラットフォームの主要な製品となりました。その後Azureでは、Ripple,Monax,Coinprism,Factomなどを含む多くのブロックチェーン企業からBaaSパッケージを追加しました。
2016年3月、ConsenSysとイーサリアムは、開発者がイーサリアムを使用して、分散アプリケーションを構築するためのWIndowsツールキットをあるMicrosoftプロジェクトを展開しました。
このサービスは、開発者が「ダップ」と呼ばれる分散アプリケーションを構築、テスト、開発するのに役立ち、スマートコントラクトを直接Microsoftバーチャルスタジオに書き込むのにも役立ちます。
大手銀行と提携した金融の世界に踏み出す
2016年9月に、Microsoftは新しい金融ブロックチェーンを使用して、ファイナンスの世界に足を踏み入れることができました。バンク・オブ・アメリカとMicrosoft・トレジャリーは、貿易金融を促進する目的で、Azureにブロックチェーン・アプリケーションを構築すると発表しました。
Microsoftのエグゼクティブバイスプレジデントであるエイミーフッド氏は、「バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチとクラウドベースのブロックチェーン技術を組み合わせることで、自社の財務業務の効率化を高め、リスクを削減することを目指す」と発表しました。
その後、Microsoftは2016年11月にイーサリアム・コンソーシアム・ブロックチェーンネッワークを開始しました。オープンソースのAzureパッケージは誰でも自分のイーサリアムべースのコンソーシアムに参加し、一般的な共有台帳を使用することができます。