G20のニュースでビットコイン価格上昇か

G20のニュースを受けてビットコイン価格は回復傾向か

ビットコインやその他の仮想通貨の価格は、金融安定化フォーラムからの肯定的な発表を受けて回復基調にあります。 G20閣僚会議では、仮想通貨規制が議論の争点となっています。

G20の規制当局が仮想通貨規制に関するいくつかの肯定的な声明を出して、仮想通貨の価格が勢いを取り戻しつつあります。 2018年3月18日、G20首脳会議が行われるブエノスアイレスにおいて、金融安定理事会(FSB)の会長マーク・カーニーは、すぐに仮想通貨を規制する必要はないといった内容の声明を発表しました。

仮想通貨に対して世界的な規制が実施されるかもしれないという絶え間ない噂は、ここ数週間に仮想通貨コミュニティに恐怖とパニックを引き起こし、市場にネガティブな影響を与えていました。

Mark Carneyは、現時点では、仮想通貨は世界の金融システムのごく一部にしか影響していないため、重大なリスクを負っていないと述べています。

Carneyは次のようにも述べています。「FSBの見解は、現在のところ仮想通貨が世界的な財政安定性にリスクをもたらすものではないということです。これは、既存の金融システムに比べて規模が小さいことが主な理由です。」

ニュースが出始めた直後には、楽観的な観測が仮想通貨市場を席巻しました。

仮想通貨関係者の発言にも注目

Blockchain Capitalの共同設立者であるBart Stephens氏は、FSBの発表は将来行われるかもしれない仮想通貨規則の可能性を完全に消滅させるわけではないが、市場を回復させる十分な理由であり、仮想通貨投資家にとって朗報であるとの見解を示しています。

Stephens氏は次のように述べています。「週末のG20ニュースは仮想通貨価格維持に役立ちました。少なくとも、G20のニュース次第ではもっと悪化する可能性があったのです。」

Grace Hall Companiesの創設者兼マネージングパートナーであるJoe Van Hecke氏も以下のように似たようなコメントをしています。「金融安定委員会から、ビットコインと仮想通貨に関して強気な姿勢を推し進める肯定的なコメントがあった。」

仮想通貨投資を通じた脱税の問題を解決しようとしているG20の各財務相は、確実にこの話題を議論することになるでしょう。

ブルームバーグが報告したように、G20諸国は、仮想通貨を通貨ではなく資産であると認識し、その方向性で各国の枠組みが一致することを望んでいます。つまり仮想通貨を資産クラスに移動させると、各国のキャピタルゲイン税の対象になるということです。

De Nederlandsche Bank NVの社長であり、FSBの評価委員会のメンバーでもあるKlaas Knot氏は次のように述べています。「仮想通貨や通貨のように捉えられているトークンに関しては懸念がある。私はこれらは経済において通貨の役割を果たしているとは考えていないからです。」

各国政府は仮想通貨規制に関して今後も議論を重ねていくことが予想されており、動向に注目していきましょう。