ビッグデータ時代におけるブロックチェーンの役割とは?

ブロックチェーンのニュース

ますます大きくなる巨大IT企業

1990年代後半、インターネットは日常に不可欠なサービスになりつつありました。ペット用品からソーシャルネットワーキングに至るまで、何百もの革新的な新興企業があらゆるWebベースのプラットフォームを立ち上げていました。しかしその後バブルが崩壊し、多くの企業が倒産したとき、ドットコムバブルと呼ばれるこのトレンドは崩壊しました。

しかし、いくつかの企業は生存しており、今もなお繁栄しています。

バブル崩壊後、Amazon、eBay、Googleなどがより巨大になり、より多くのサービスを提供しています。

彼らは、Facebook、YouTube、Instagramなどのサービス、そして最先端の技術的をも支配する、大規模なテクノロジーコングロマリットになりつつあります。

そして、彼らはその支配をますます強めています。

FacebookとGoogleはそれぞれ20億のユニークユーザーを獲得しており、毎月ユーザー数は増えています。さらにFacebookやGoogleが所有するInstagramやYouTubeのようなコンテンツ消費プラットフォームは、それぞれ約10億人のユーザーを抱えています。

興味深いことに、これらのプラットフォームにすべてユーザーが自由にアクセスできます。

何十億というユーザーが毎日これらのプラットフォームにログオンして、楽しいコンテンツ、機能、およびあらゆる経験をすべて享受することができます。彼らはそのために何も支払う必要はありません。

プラットフォームを使う代償とは?

これはとてもお得なことに思えるかもしれません。

しかし、サービスを利用する特権と引き換えに、インターネットプラットフォームは膨大な量の個人情報を収集しています。

ユーザーが入力するすべてのもの、クリックしたすべてのもの、見たすべてのページ、およびユーザーの興味あることすべてがカタログ化され、広告主に販売されます。

CNBCの2017年のレポートによると、FacebookとGoogleは総額1000億ドル以上の広告売上を出しており、これは「世界のデジタル広告の総広告費の46.4%に相当する」とされており、これは非常に多い数字です。

ブロックチェーンがデータ管理のあり方を帰る?

ビットコインのような暗号化通信を可能とし、分散化されたコンピュータネットワークであるブロックチェーンは、セキュリティ、透明性、および信頼性に関する革新的な発明として有名です。これらの3つの機能は、情報のトークン化で統合されます。

要するに、これは、個人同士が親密な方法でブロックチェーン上で対話することができる一方、情報を非公開にして保持することを意味します。

このプロセスは、個人データ管理をユーザー自身に戻し、そのデータを適切に分散することができます。

ブロックチェーンベースのマーケットであるWibsonでは、ユーザーが広告主や他の関係者にデータを販売することができます。

トークン化された情報を使用することにより、このトランザクションは非公開、匿名、および検証されたままにもできます。 Wibsonは、消費者にデータを公表するか否かの判断を与え、共有したいデータを財務的に活用することができるようにすることで、消費者に力を与えています。

幸い、これは広告主にとっても良いことです。このシステムは、検証可能で信頼性の高いデータが提供されることになり、広告主ができるだけターゲットを絞って効果的な広告を生成できるようになります。

デジタル広告では巨額の資金がやりとりされるので、これは倫理的に正しいことのように思えます。ユーザーデータは非常に貴重なデータであり、公平に扱われる必要があるでしょう。

すでにブロックチェーンベースのソーシャルメディアプラットフォームがいくつか完成しつつあります。 Steemitはソーシャルメディアプラットフォームで、ソーシャル上のデータをアルゴリズムによってオンライン業界に還元します。

この場合、ユーザーデータはFacebookやYouTubeと同じ方法では収集されません。その代わりに、ユーザーは現在のソーシャルメディアプラットフォームのようなプライベートな領域に侵入するデータ管理なしで、オンラインネットワークのソーシャル活動に参加することができます。

ビッグデータは誰が所持するべきなのか?

WibsonとSteemはどちらもユーザーデータに違った影響を与えますが、どちらも同様の意義を持ちます。ユーザーはデータを元に戻すことができ、そこにブロックチェーンが役立つのです。

New York Timesは「ビットコインのバブルはブロックチェーンの本当の意味を考えることから気をそらすことになるかもしれません」と批評しました。ブロックチェーンは、私たちの人生の多くの領域で新たな革命を起こすことができ、そのうちの一つは私たちが個人情報の管理を再開することかも知れません。

ユーザーデータはユーザーに属すべきであり、それにはしかるべき値段がつけられるべきなのです。