シカゴのトレーダーが仮想通貨の盗難・詐欺で初めての告発

ビットコインの投資リスクは?仮想通貨は危ないの?

自らの損失を補填するために客の仮想通貨を盗難

シカゴのABC7によると、24歳のジョセフ・キムは不正アクセスをして仮想通貨を盗んだとして、2018年2月16日に連邦裁判所に連行されました。

キム容疑者は訴状を提出せず、10万ドルを支払いで解放されました。彼は、以前の同僚とのコミュニケーションや仮想通貨の取引を禁じられました。裁判所はまた、金容疑者に対しイリノイ州とアリゾナ州の間のみしか移動できないようにパスポートを提出しました。

今回の事件に対してシカゴの連邦検察局は、仮想通貨に関連した盗難や詐欺の事件は初めてのことであると報告しました。

キム容疑者は2017年11月、同社の経営陣にメールを送り、自らの犯罪を告白しました。彼は「ビットコインとライトコインを会社の口座から個人的な口座に送って自らの取引損をカバーし、個人的利益を奪うつもりはなかった」と発言しています。

キム容疑者は、1年6ヶ月の間、Consolidated Trading LLCという会社で働いていました。彼は盗んだ資金の一部を返済しようとしていましたが、実際には最後まで返済されることはなく自らの口座に残高を保持して使用し続けていました。

「返済するお金があったにも関わらず、それをせずに盗んだ資産を持ち続けたことを、私は生涯申し訳なく思います。」と彼は綴っています。

しかし、キム容疑者がギャンブル中毒で取引損失を補うために資金を供給するために仮想通貨を盗んでいたという事実を除いて、仮想通貨の盗難や詐欺に関する犯罪については特に新しくも斬新でもありません。

損失をカバーするための不正な構造を作成するトレーダーのストーリーは数十年前からあり、伝説の”不正なトレーダー”であるニック・リーソンもその中の一人です。彼は、自らの取引によって14億ドルもの莫大な損失を出し、イギリス最古の銀行であるベアリングバンクを倒産に追いやりました。

参考