3年後にはブロックチェーンに1兆円近くが投資される?

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ブロックチェーンの未来とは?

ブロックチェーン技術は様々なビジネスに革命を起こすとみられています。

透明性の高い台帳を使いデジタルでの信頼を築いていくことを通して、Peer to Peer(P2P)のネットワークを介して参加者に双方向的な関係を構築し、ブロックチェーン技術はデジタル分野での転換に新しいフェーズをもたらすことになるでしょう。

このような考えから、事業とそれを運営する企業は以前にも増してブロックチェーンを使ったソリューションに費用を投じようとしています。

いくら投資されるのか

IDCのinaugural Worldwide Semiannual Blockchain Spending Guideによれば、2017年にはブロックチェーン技術に、9億4500万ドル(約1028億円、1ドル108円換算)が投じられました。

このガイドによれば、2018年にはこの数値は、20億ドル(約2160億円)になると予測されています。ブロックチェーンに関わる費用が2016年から2021年においては、年間約181.2%という凄まじいスピードで成長し、2021年には約92億ドル(約9936億円)になると予測しています。

Worldwide Blockchain Strategiesの調査責任者・ビルフィアン・リー・ジュニア氏は以下のように述べています。

「ブロックチェーンに対する期待と投資は膨らんでいます。分散型台帳技術は、事業に関するデータを安全に集積させます。連続的で不変のブロックチェーン台帳は、ビジネスとそのやり方を変えていくことになるのです。」

どのような業界で導入されるのか

同氏は以下のようにも述べています。

「技術に精通した人々とサービス提供者は、イーサリアム企業連合やハイパーレッジャープロジェクトのような連盟と協働してくことで、次世代のトレード方法、サプライチェーンにおける配送のトラッキングとトレーシング、監査やコンプライアンスの処理記録に関して、革新的な解決策を作り出そうとしています。

また多くの取り締まる側の人々や中央銀行は、ブロックチェーンや分散型台帳技術に肯定的なコメントをしており、これは金融サービスやヘルスケアなどの規制の多い業界に関して明るい兆しでしょう。」

世界を見渡すと異なる領域でブロックチェーンに関する資金が増えていることは、特筆すべき興味深い点です。

例えば、アメリカでは他のどんな国よりも、ブロックチェーンに関する投資が行われると予測されていて、流通やサービス業に関して多くの資金が投入されるでしょう。

西ヨーロッパ、中国、アジア太平洋地域では、金融サービスにブロックチェーン技術が投資されています。

世界的にはブロックチェーン技術は金融や銀行関連に多くの金額が投入されると予想されますが、その他の分野でも使う事が見込まれています。例えばスマートコントラクトを導入すれば、サプライチェーンにおいてもより良い効率的なサービスを提供する事ができます。

特にIT業界では75%のビジネスにおいて、ブロックチェーン技術が利用されると予測されています。

ブロックチェーンは革新的な解決策となるか

来たる数年間では多くの金額がブロックチェーン技術に投入されるとされていますが、企業は同技術の本当の価値を見極め、どのように使っていくべきか検討している段階と言えるでしょう。

SAP’s Head of Blockchainのトーステン・ゾープ氏は、ブロックチェーン技術に期待を寄せ、産業の構造を大きく変えると主張しており、「信頼の担保されたより良いコミュニケーションを構築されることをブロックチェーンが助けていくだろう」と述べています。

参考