イタリアの仮想通貨取引所Bitgrailが約220億円を失ったか

イタリアの仮想通貨取引所Bitgrailが約220億円を失ったか

イタリアの仮想通貨取引所が約220億円分のNanoを盗まれる

イタリアの仮想通貨取引所「Bitgrail」は、仮想通貨Nano(XRB)の取引が最も活発な取引所の一つでした。そんなBitgrailは、1,700万XRBを喪失したと発表しました。

2017年12月、XRBは1枚0.2ドルで購入することができましたが、その一ヶ月後の2018年1月には35ドルにまで価格が急上昇していました。

Bitgrailは、2018年1月28日に「Nano(XRB)の預金と引き出しはシステム最適化のため停止中です。」と発表していましたが、同年2月9日に公式サイト上で「Bitgrail上の1,700万のNano(XRB)が消失したことをユーザーに伝えます。」と声明を出しました。

今回の被害を受けて、現地の警察は既に調査を開始しているようです。また、Nano以外の仮想通貨は安全に管理されているとのことです。

Bitgrailは今後、さらなる検証を行うために、すべての取引が一時的に中断されます(出金と預金を含む)。

Bitgrailの詐欺か?ハッキング被害か?

Bitgrailの多くのユーザーが、Bitgrail自身が詐欺をしていることを強く主張していますが、BitgrailのFrancesco氏は「サイトがハッキングされている」と主張しました。

盗まれたNano(XRB)がこのBitgrailのウォレットから同じくイギリスの仮想通貨取引所「Mercatox」に徐々に移動されているとのことです。

今回の事件を受けて、Nanoチームは次のように声明を発表しています。

「Bitgrailのシステムに問題があったのであって、我々Nanoに問題があるわけではない。ソースを改修してブロックチェーンを元に戻す可能性はない。」

また、Nanoが上場しているBinanceのCEOは以下のように「Binanceは今回の事件で、できる限りのことを全力でサポートする」と述べています。

このような仮想通貨の盗難被害は、過去にマウントゴックス、今年は日本のコインチェックで起こりました。被害総額としてはコインチェックに次ぐものになり、今後も注目が必要です。