イングランド銀行総裁:ビットコインは通貨として失敗している

ビットコインに価値保蔵機能はない

ビットコインを主流の通貨として受け入れることが押し進められるにつれて、イングランド銀行総裁のマーク・カーニー氏はビットコインに対して強く否定的な態度をとるようになりました。

カーニー氏は、ロンドンのリージェント大学で2018年2月19日に行われたディスカッションの中で、

「お金の伝統的側面がかなり失われてしまいました。ビットコインは貨幣としての枠組みの外にあるので、価値保蔵機能を有していません。また、誰も法定通貨のように交換の媒体としてビットコインを使用していません。」

と主張しました。

カーニー氏の “誰も”という文言は、文字通りではなく修辞的なものです。

しかし、完全ではないにしろ、仮想通貨経済成長におけるビットコインの使用は確固たるものになっています。

たとえば、BitPay(お店でビットコイン決済を可能にするプロダクト)は、毎日数十万のビットコイン取引を処理しています。

ブロックチェーン技術に対するカーニー氏の考え

カーニー氏は、リージェント大学での講演中での質問に対して、ビットコインに関する懸念はあっても、ブロックチェーン技術が分散型金融インフラストラクチャーの促進に役立つとは考えていました、と答えていました。

もちろん、ブロックチェーン技術が有用であるという考えは、すでに仮想通貨投資家たちは分かっています。

しかし、カーニー氏は、ブロックチェーン技術の有用性がビットコインに完全に縛られておらず、仮想通貨が驚異的に成功したと思うならば、間違った方法で話題になっていると考えています。

カーニー氏がビットコインを失敗とみなしている一方で、多くの人が成功とみなしているのも事実です。ビットコインに関しては、投資方法や時期によって成功したとする人もいれば失敗したという人もいるでしょう。

見る人によって、考え方や感じ方は様々です。
真実は明確には1つではないでしょう。

そしてまた、ビットコインなしにはブロックチェーン技術の存在は成しえなかったということも一つの真実です。