イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)とは?イーサリアムクラシックの特徴と今後の将来性。購入できる取引所

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「イーサリアムクラシックって聞いたことあるけど、どんな仮想通貨なのかな?」

「イーサリアムって名前がついてるけど、イーサリアムとは具体的に何が違うの?」

こんな気持ちを持っていませんか?

この記事では、仮想通貨イーサリアムクラシックについて、特徴や今後の将来性、購入できる取引所について解説しています。また、そもそもの誕生のきっかけはどのようなものだったか、その経緯についても詳しく解説しています。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

この記事を読んでわかること

  • イーサリアムクラシックとはどんな仮想通貨か
  • イーサリアムクラシックの誕生のきっかけとなったtheDAO事件について
  • イーサリアムクラシックの特徴とイーサリアムとの違い
  • イーサリアムクラシックの将来性

イーサリアムクラシックとは?

イーサリアムクラシックとは?

イーサリアムクラシックとは、イーサリアムがハードフォークして誕生した仮想通貨のことです。

ハードフォークとは?

ハードフォークとは、仮想通貨の機能をアップデートするために、まったく新しい別のネットワークを立ち上げることで、機能の改善を行う仕組みのことです。

一般的にハードフォークが起こると、通常のネットワークとは別に、新しい別のネットワークが作られるので、2つのネットワークが同時に存在することになります。

そのため、ハードフォーク後には新しい仮想通貨が誕生することが多くなっています。

ハードフォークで誕生した仮想通貨としては、イーサリアムクラシック以外にも、ビットコインキャッシュなどが有名な通貨としてあげられます。

誕生のきっかけとなった「the DAO事件」

イーサリアムクラシックの誕生のきっかけとなったのは、「theDAO事件」と呼ばれる事件です。ここからは、その事件の全貌を確認していきながら、どのようにイーサリアムクラシックが誕生したのかを確認していきましょう。

theDAOとは?

theDAOとは、分散型の投資ファンドをイーサリアムのネットワーク上で実現することを目的としたプロジェクトです。

従来の投資ファンドは、集めた資金の運用をファンド側が主体となって意思決定を行い、投資・運用を行ってきました。

これに対してtheDAOでは、意思決定の機能をDAOのトークン保有者の保有率に応じて分散させ、権力が一か所に集中しない仕組みを作り上げたのです。つまり、theDAOでは投資に関する意思決定がコミュニティ内部で完結する仕組みとなっています。

また、投資までの流れはイーサリアムのスマートコントラクトを使って行われ、資金がプールされた後、一定期間移動できない仕組みとなっています。

スマートコントラクトに致命的なバグが見つかる

さきほども確認しましたが、theDAOの投資までの流れには、スマートコントラクトが活用されています。投資の意思決定が行われたあと、資金が一定期間プールされる仕組みとなっています。

そして、このスマートコントラクトに、致命的なバグが見つかってしまったのです。このバグを突かれてしまい、ハッキング被害を受け、大量のイーサリアムが盗まれてしまいました。

この時の被害額は当時のイーサリアムのレートでおよそ65億円にのぼり、それまであったハッキング事件の被害額としても過去最高の金額となっています。

コミュニティ内で意見が分裂

このハッキングによる被害の補填をどうするのか、イーサリアムのコミュニティでは投票が行われました。この時には、以下の2つの意見がでました。

コミュニティで出た2つの意見

  • ハードフォークを行い、そもそもハッキングの被害をなかったものにする
  • ソフトフォークのみ行い、直接的に被害を補填しない

ここからは、それぞれの意見にどうようなメリットやデメリットがあるのかを確認していきましょう。

ハードフォークを行い、そもそもハッキングの被害をなかったものにする

ハードフォークはさきほど説明したように、まったく別の新しいネットワークを立ち上げるので、ハッキングの被害自体をなかったことにすることができます。

しかし、「こういった被害が起こるたびにハードフォークをしていいのだろうか?」という意見や、「これはコミュニティによる一方的なコントロールになり、中央主権的なものになるのではないか」というデメリットの意見もあったのです。

ソフトフォークのみ行い、直接的に被害を補填しない

これに対して2つ目の意見であるソフトフォークは、ハッキングの被害を補填することなく、今回見つかったスマートコントラクトのバグのみを修正しようというものです。

この意見はハッキングの被害を補填できないというデメリットと、非中央集権的という仮想通貨の理念を体現できるメリットを持っていました。

従来のチェーンを引き継いだのが「イーサリアムクラシック」

結果として、コミュニティでの投票で、イーサリアムはハードフォークすることになりました。

theDAO事件の被害補填のために、イーサリアムのコミュニティがハードフォーク実施を決定したことに対して、コミュニティの中ではこれが「中央集権的」なコントロールにあたるという意見が出ていました。

イーサリアムは、ビットコインをはじめとした仮想通貨の象徴的な理念である、「非中央集権的」という理念を引き継ぐ系譜のもとにいます。

実際にイーサリアムの開発者である、ヴィタリック・ブテリンも中央集権的な発想を嫌っており、「中央集権派必ず失敗する」や「中央集権派地獄の業火で焼かれてしまえ」などといった発言も過去にしています。

つまり、本来であれば、theDAO事件による被害もハードフォークではない別の形で対応するべきだったいう意見があることは、もっともなことなのです。

これによって、イーサリアムは分裂後の新たなチェーンに移動し、残された従来のチェーンは、アンチハードフォーク側が受け継ぎ、それがイーサリアムクラシックとなったのです。

以上、イーサリアムクラシックの誕生のきっかけとなった、theDAO事件などについて解説してきました。

イーサリアムクラシックの特徴

イーサリアムクラシックの特徴

ここからはイーサリアムクラシックの特徴を確認していきましょう。イーサリアムがハードフォークして誕生したこともあり、イーサリアムクラシックには独自の機能が備わっています。

発行上限と発行枚数の減少期の設定が決められている

イーサリアムは発行枚数に明確な上限がありません。運営側がコントロールすることができます。

これに対して、イーサリアムクラシックは、発行枚数の上限と、発行枚数の減少期が定められています。そのため、供給量による違法なコントロールを受ける可能性も少ないということが言えるでしょう。

IoTにフォーカスした仕様となっている

イーサリアムでは、そのネットワークを使い分散型のアプリケーション(dapps)の開発を目的として発行されました。

分散型アプリケーション(dapps)とは?

通常の運営元がいるアプリケーションとは違い、管理権力が一か所に集中しない仕組みが取られているアプリケーションのことです。ネットワーク上では誰もが同等の権力を持っています。

これに対してイーサリアムクラシックでは、IoT分野に特化した開発を行うことが目的とされています。

IoTとは?

「Internet of Things」の略称です。直訳するとモノのインターネットという意味になり、インターネットとハードウェアを接続する仕組みのことを指しています。

このように、ハードフォークで誕生したイーサリアムクラシックは、供給面でも発行目的の面でも、イーサリアムとまったく別の存在であることがわかります。

ある程度の信頼性がある

通常、ハードフォークで誕生した仮想通貨は、あまり信頼性が高いとは言えません。

たとえば、ビットコインはこれまでに幾度となくハードフォークが繰り返されてきました。そのたびに、ビットコインゴールドやビットコインダイヤモンドなどの仮想通貨が誕生してきました。

しかし、こうした仮想通貨のほとんどは、運営元がお金儲けで運営していることがほとんどで、まったく中身の無いプロジェクトばかりです。実際に価格もハードフォーク時から大幅に値下がりしています。

これに対して、イーサリアムクラシックは信頼性が高いものとなっています。これはハードフォークが行われてから開発を積み重ねてきたという事実や、開発陣もイーサリアムのコミュニティ出身者が多いことが要因となっていると言えるでしょう。

実際に、日本の金融庁が定めている安全な仮想通貨のリストである「ホワイトリスト」にも、イーサリアムクラシックは掲載されています。こうした点からも、ハードフォークした仮想通貨の中でも、一定の信頼性を持った通貨であるということが言えるでしょう。

以上、イーサリアムクラシックの特徴について解説してきました。

イーサリアムクラシック2018年最新ニュース

イーサリアムクラシック2018年最新ニュース

ここからはイーサリアムクラシックの2018年に起こった最新ニュースを見ていきましょう。

ここ最近は特に、仮想通貨市場が大暴落中ということもあり、イーサリアムクラシックの関連ニュースにもとんでもないニュースがあります。今後を考える上でも大事なポイントとなるので、確認しておきましょう。

コインベースのウォレットがイーサリアムクラシックに対応

アメリカの大手仮想通貨取引所であるコインベースが、自社で提供しているウォレットにイーサリアムクラシックも対応したことを発表しています。

コインベースは州当局からカストディアン(代理で資産運用を行う企業)の称号をもらっており、アメリカの仮想通貨取引所のなかでも、もっとも優れた信頼性の高い取引所です。

また、2018年はニューヨーク証券取引所から大規模な人材のヘッドハンティングを行っており、幹部や経営陣も刷新されています。

日本からも、金融大手の「お金のデザイン」のCOO北澤氏がコインベースへ移籍しています。ロボアドPRの顔として活躍していた同氏の移籍は、当時大きな話題を呼びました。

将来的には、アメリカのみならず、仮想通貨市場の権威的存在となることは間違いありません。

こういったことからも、コインベースのウォレットにイーサリアムクラシックが追加されたということは、非常に大きなニュースだったということができます。

イーサリアムクラシック開発チーム「ETCDVE」が解散

ここ最近の仮想通貨市場の暴落は著しく、イーサリアムクラシックもその被害を受けています。

実際にイーサリアムクラシックの運営チームである、「ETCDVE」が資金難によって事業を行うことができなくなり、解散するという報道発表が出ています。

今後のイーサリアムクラシックの開発がどのように展開していくのか、先行きが不透明な状態になったということができます。

イーサリアム関連のプロジェクトが大規模なリストラ

イーサリアムクラシックの元ともなっている、イーサリアムも現在大変な状況となっています。

たとえば、ブロックチェーンコンサルティング企業のConsensys(コンセンシス)は、直近のイーサリアムの暴落によって、全従業員の50%から70%を解雇しています。

同社のCEOでもあるジョセフ・ルービン氏は、イーサリアムの共同同業者でもあります。そのため、大量のイーサリアムを保有していた模様です。

一説によると同社の運営は、イーサリアムの価格が100ドル以上であることが大前提だったようで、今回の暴落によって100ドルを割り込んでしまったことで、大幅な損失が出てしまった模様です。

以上、イーサリアムクラシックの2018年最新ニュースについて解説してきました。

イーサリアムクラシックの将来性は不透明

イーサリアムクラシックの将来性は不透明

最新ニュースでもお伝えしましたが、イーサリアムクラシックは開発元である「ETCDVE」が資金難のため2018年に入って解散しています。他の企業が引き継ぐのか、有志のコミュニティが開発を継続するのか、現段階ではまったくわかりません。

こういった点からも、今後の将来性は非常に不透明ということが言えるでしょう。

以上、イーサリアムクラシックの将来性について解説してきました。

イーサリアムクラシックが購入できるおすすめの国内取引所

イーサリアムクラシックが購入できるおすすめの国内取引所

ここからは、イーサリアムクラシックが購入できるおすすめの国内取引所を紹介していきたいと思います。

DMM BItcoin(ディーエムエムビットコイン)

DMM BItcoinはDMMグループが運営する仮想通貨取引所です。さまざまな事業を手掛ける同社は、安定した資金力と大企業ならではの信頼性が魅力です。

また、メールや電話での24時間体制でのサポートを行っており、操作方法に不安がある初心者の方でも、安心して使うことのできる取引所と言えるでしょう。

また、イーサリアムクラシックを使ったFX取引に国内で唯一対応している点も魅力的です。「サポートを受けながら安心して取引がしたい!」という方にはまさにおすすめの取引所となっています。

Coincheck(コインチェック)

Coincheckは金融大手のマネックスグループが運営する仮想通貨取引所です。見やすく使いやすいアプリが特徴で、国内では数多くのユーザーを抱えています。

イーサリアムクラシックの購入も、ワンタッチで購入から売却までを行うことができ、カンタンに手軽に取引が可能です。

2018年1月に起こった仮想通貨NEMのハッキング事件によって、数十億円規模の損害を出し、その後金融庁の業務改善命令を受けて、新規の顧客受付を停止していました。

現在はサービスを再開しているので、気になる人は登録してみてはいかがでしょうか。

bitFlyer(ビットフライヤー)

bitFlyerは国内ではもっとも高い取引高を誇る取引所です。しかし、現在は金融庁の業務改善命令を受けて、新規の顧客受付を停止しています。

イーサリアムクラシックのほかにも、ビットコインやイーサリアムなどの代表的な仮想通貨を取引することができます。新規受付が再びスタートしたら、ぜひ登録してみてはいかがでしょうか。

以上、イーサリアムクラシックが買えるおすすめの国内取引所について解説してきました。

イーサリアムクラシックまとめ

以上、仮想通貨イーサリアムクラシックについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

イーサリアムからハードフォークして誕生したこともあり、イーサリアムクラシックには独自の特徴が備わっています。今後の将来性は不透明ですが、優れた通貨であることは間違いありません。

気になる方は取引所に登録してみて、ぜひ購入してみてくださいね。

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