ビットコインの送金の仕組みや手順は?送金詰まりって何?

ビットコインの送金の仕組みや手順は?送金詰まりって何?

ビットコインの送金の仕組みは?銀行と何が違うの?

ビットコインなどの仮想通貨の送金方法は、法定通貨を銀行経由で送金する場合とどう違うのでしょうか?

銀行を用いて法定通貨を送金する場合は、銀行が送金依頼を受けて処理を行います。

ですが、ビットコインをはじめとする仮想通貨の場合、法定通貨での銀行にあたる運営者は存在しません。

仮想通貨は、システム上、ユーザーそれぞれが送金処理を分担する仕組みとなっているのです。

ビットコインの送金を依頼した場合、まずビットコインのネットワークに対して暗号化を施した送金依頼を送ります。

この送金依頼は10分ごとにブロックにまとめられ、ビットコインのネットワークに参加しているパソコン「ノード」によって内容が正しいかどうか検証する作業が行われ、問題がなければ送金処理が行われるのです。

この処理の内容についてはブロックチェーンの末尾にタイムスタンプとともに追加され、処理完了後には変更されなくなります。

そのため、1度処理が完了した送金依頼について処理を取り消すといったことはできません。

ビットコインの送金にはどんな特徴・メリットがあるのか?

ビットコインなどの仮想通貨で送金を行う最大のメリットは、手数料が安いことです。

銀行を利用して送金を行う場合、一定額の送金手数料がかかりますし、国外に送金を行う場合には両替手数料や国際送金手数料も必要となります。

ですが、仮想通貨の送金については、手数料だけで対応しているウォレット、取引所間で送金を行うことができるため、両替手数料や国際送金手数料はかかりません。

ただ、2018年1月現在、ビットコインについては世界的に利用が広まっていることから、送金処理の遅延(送金詰まり)が発生しているため手数料の高騰が進んでいます。

これは、ビットコインなどの送金処理では、手数料が高い取引依頼を優先して処理するシステムとなっているためです。

投資目的でビットコインを所有している場合、取引所への送金が遅れてしまうと取引のタイミングを逃してしまいます。

これを予防するためには水準より高い額の手数料を設定するしかありません。

つまり、送金を急ぐユーザーが手数料をより高く設定する状況が続いているために、平均的な送金手数料そのものも高くなっているのです。

また、取引所から自分のウォレットに出金する場合についても同様の処理が行われるため、ある程度手数料が必要な状況となっています。

未承認トランザクションとはどのような状況で発生するのか?

ビットコインの送金を行う場合には、ウォレットや取引所の送金画面に送金先のウォレットアドレスや送金したいコインの枚数と手数料を入力します。

ビットフライヤーなどの取引所の場合は送金先アドレスと送金額を入力し、送金処理の優先度に合わせて複数の手数料から選択するという形です。

手数料については、取引所は一定額が必要となりますが、ノードに送金依頼を行う場合には、送金手数料を自由に決めることができます。

ただ、ビットコインなどの仮想通貨の送金処理では、手数料が高ければ高いほど優先して処理が行われる仕組みとなっているため、手数料をゼロや低額で送金依頼を出した場合、処理がいつまでたっても行われません。

2018年1月現在の状況で送金処理をなるべく早く実行して欲しい場合、目安となる手数料は0.0005BTCから0.001BTC程度が良いと言われています。

送金を急がず、処理さえ行われれば問題ない場合にはもっと安価な手数料でも問題はありませんが、銀行を経由した法定通貨の送金と同程度の速度で処理を実行して欲しいなら、これぐらいの手数料を設定した方が良いでしょう。

未承認トランザクションが発生した場合の確認方法

送金処理がなかなか実行されない場合には、取引所やウォレットの送金履歴を確認し、「トランザクションID」を調べます。

トランザクションIDを調べたら、以下のサイトにアクセスし、

https://blockchain.info/ja/

右上にある虫眼鏡型のアイコンをクリックし、表示された検索窓に入れて検索を行ってください。

すると、トランザクションIDの処理状況が表示されますので、もし「未承認の取引」と表示されているようなら送金処理はまだ実行されていないということになります。

ただ、自分の送金依頼が後どれぐらいで処理できるかについては、確実に調べる方法はありません。

上記サイトでは調査時点での未承認トランザクションの量を確認することができますので、数量が多ければそれだけ処理に時間がかかると考えると良いでしょう。

未承認トランザクションの解決方法

手数料不足などで送金依頼や出金依頼が遅れている場合、いち早く実行してもらう方法はあるのでしょうか?

手数料不足や送金依頼の増大などによって処理が遅れている場合、基本的には処理が実行されるまで待つしか対処法はありません。

送金依頼をキャンセルして手数料を再設定して再度処理を依頼することができれば良いのですが、仮想通貨の送金依頼はキャンセルすることができないため、1度処理を依頼した以上待つことしかできないのです。

ただ、手数料などの理由で送金処理が実行されなかった場合、ある程度の期間が経過すると依頼そのものがキャンセルされるため、お急ぎでない場合には手数料を上げてから再度依頼を行うと良いでしょう。

できるだけビットコインの出金や送金を早くする方法は?

ウォレットから取引所や他のウォレットのアドレスに送金する場合、自分で手数料を決めて送金依頼を出すため、あらかじめ未承認トランザクションの量を調査して手数料を決めるといった手間がかかってしまいます。

このような手間を掛けずにできるだけ早くビットコインの送金を行う方法はあるのでしょうか?

ビットフライヤーなどの取引所では、送付の際に追加手数料を支払うことで優先的に送金処理に組み込まれるサービスが実施されており、できるだけ早く送金処理を実行して欲しいという方におすすめです。

ちなみに、銀行での送金は基本的に同じグループ内の口座なら優先して処理が行われますが、ビットコインなどの仮想通貨については同じウォレット同士で送金を行っても処理が速くなるということはありません。