この記事では、数多の国内と海外のICOに参加して酸いも甘いも知り尽くしたICOプロの私が、
- 具体的なICOへの参加方法
- 優良ICOの見分け方
- ICOの参加の際に気をつけたいこと
まで徹底的に解説していきます!
私のICO参加経験はなんと40以上です!勝ちも負けもたくさん経験してきました。それによって多くのことを学んできました。
この記事を読んでいる方は、これからICOへの参加を考えている方が多いと思います。
私のこの経験を伝えることで、みなさんのICO投資に必ず役立つ自信があります。それくらいICOに入れ込んで、日々研究を積み重ねてまいりました。
なのでぜひ最後まで読んでみてくださいね!
この記事でわかる5つのこと
- ICOでよく出てくる言葉の意味
- ICOへの具体的な参加方法
- ICO参加の時に気をつけておきたいこと
- 有望なICOの見分け方
- ICOで利益を出す具体的な方法
目次
そもそもICOとは?

ICO(Initial Coin Offering)とは、企業や団体がオリジナルの仮想通貨を発行し、それらを取引所に上場させる前にトークンセールという前売りを行うことで、事業を運営するための資金を集める行為のことを言います。
参加する段階が早ければ早いほど、ボーナスなど特典が多くつく仕組みとなっています。
株の世界では、株式を発行して事業資金を集めますので、株の代わりに仮想通貨を発行するようなイメージで考えるとわかりやすいでしょう。
一般的には発行される仮想通貨は、発行元の企業や団体が提供するサービス内で使えるような仕様になっていることが多く、最近では持っているだけで事業の運営利益を分配するような、株と似ている性質の仮想通貨なども発行されており、使用用途は多岐に渡るようになっています。
これだけはおさえておきたいICO用語集
まずはICOへの理解を深めるために、ICOでよく出てくる用語について解説していきます。ICOでは、普段聞き慣れない言葉がよく出てくるので、最初の段階で覚えておきましょう。
トークン
何かしらの仮想通貨のプラットフォームを使って作られた仮想通貨のことです。そして現在発行されているトークンは、ほぼ全てがイーサリアムのプラットフォームをもとに作られています。

ERC20
イーサリアム内で作られる、トークンの規格の一種。現在発行されているトークンのほとんどが、このERC20の規格に準拠したトークンとなっています。
ホワイトペーパー
ICOを行う企業や団体は、事業内容とトークンセールにて収集した、お金の使い道を明記した事業計画書を提出します。
この事業計画書のことを、ホワイトペーパーと呼びます。
ほぼすべてのICOにホワイトペーパーが存在しており、これをもとに事業の将来性やチームの開発力などを解析し投資するかしないかの判断を行います。
ウォレット
購入したトークンを保管、送金や受け取りをするために使うインターネット上のお財布のことです。

KYC/AML
本人確認のことです。
よってICOを行う運営側も本人確認を行い、参加禁止国からの参加ではないか本人確認を行っています。
一般的には、名前と住所と連絡先の登録を行い、パスポートや運転免許証などの写真付きの本人確認書類提出、公共機関の料金支払いの領収書などをアップロードすることで完了します。
めんどくさそう!思うかもしれませんが、今の時代全部ネットでできるのでそこまで難しくはありません。
ソフトキャップ
事業を運営するための収集金額の最低目標のことです。
一般的にはこのソフトキャップに収集額が到達しない限り、その後の事業は行われず投資された金額も投資家に返金されます。
ハードキャップ
事業を運営するための収集金額の最高目標金額のことです。
一般的にはハードキャップに達すると、その時点でトークンセールは終了となります。ICOの中にはハードキャップを設けていないICOもあります。
コントラクトアドレス
コントラクトアドレスとは、あらかじめプログラミングされた内容の契約を、自動で行うコンピュータープロトコルです。
ちょっとよくわからないと思うので噛み砕いて言うと、例えばAさんがICOを行うためにトークンを発行してコントラクトアドレスを作りました。
このコントラクトアドレスには、送金された金額に応じてAさんが作ったトークンが、自動的に配布されるようあらかじめプログラムされています。
AさんのICOに参加したいBさんは、Aさんのコントラクトアドレスに100円の送金を行います。
すると自動的にAさんのコントラクトアドレスから、100円分のトークンがBさんに送られてくるのです。
買い手にとっては受け取りまでの時間を短縮できますし、売り手にとってもトークンを分配する手間がなくなる非常に便利なものとなっています。
以上、ICOでよく使う用語を解説してきました。
これらの用語は、ICO以外でも仮想通貨の取引を行う場合は結構出てくるので、この機会に覚えておいてください。
ICO(Initial Coin Offering)の大まかな流れ

まずICOの大まかな流れを確認しておきましょう。
ICOの流れ
- ホワイトペーパーの発表、ICOの告知
- トークンセール
- 取引所への上場
上記がICOの大まかな流れになります。
2番目に行われるトークンセールというのは、仮想通貨の前売りのことになります。このトークンセールは大きく分けて、以下の3つのフェーズで行われます。
プライベートセール
主に事業の関係者や大口の投資家にのみ向けて開催されるセールで、基本的には一般の投資家は参加できないことがほとんどです。
ボーナスなどの特典が一番大きいトークンセールです。
プレセール
一般投資家向けのトークンセールです。目標とする収集額に達すると自動的に終了となります。
大口の顧客を集めることと、長期での保有を促すため、最低投資金額と最高投資金額が設けられていることがあります。
またICOによっては、なぜこのICOに参加したいのかを指定の様式で記述して提出が求められる場合もあります。
人気のICOのプレセールは、本当にものの数分で完売します。プライベートセールに次いでボーナスなどの特典が多いトークンセールとなっています。
クラウドセール
一般投資家向けのトークンセールです。
収集額と期間で区切りを設けることで、徐々にボーナスや特典を減らしていく仕組みになっていることがほとんどです。
ICOで行うトークンセールはこの3つのフェーズを行います。
これらが終わったあと取引所に上場を行い、正式に取引所にて売り買いができるような仕組みとなっています。
ICOの参加方法

それでは、具体的なICOへの参加方法を解説していきたいと思います。ICOへの参加の流れは大きく分けて以下のようになります。
ICO参加への大まかな流れ
- ウォレットなどの準備
- 国内の仮想通貨取引所に登録
- ICOへの登録(KYCなど)
- 取引所かウォレットから送金
- ICOトークンの購入
- ICOトークンの受け取り
細かいところに違いはあれどほとんどのICOは上記のような流れとなりますので、全体の概要を把握しておけば困ることはありません。
準備編
まずはICOに参加するための準備をしましょう。
まずはウォレットを作ろう
ICOに参加する際には、ウォレットが基本的には必須となります。ICOでのウォレットの役割は2つあります。
ICOでのウォレットの役割
- ウォレットを使ってトークンセールに送金する
- トークンセールで購入したトークンを受け取る
1番に関しては、取引所からの送金をトークンセールで受け入れている場合はウォレットからではなく取引所から直接送金することも可能です。
大事な点は2番になります。ここで1つ注意したいのが、購入したいICOのトークンはどの仮想通貨のプラットフォームをベースに作られているのかという点です。
もしイーサリアムベースでトークンが作られているのに、ビットコイン系のウォレットを作っても意味がありません。
そのウォレットにトークンを送っても、トークンが消えてしまうので要注意です。
ICOの用語集でも解説したように、現在発行されている仮想通貨のほとんどは、イーサリアムのプラットフォームをベースにした、ERC20と言う規格に準拠したトークンとなっているため、ERC20対応のウォレットを作っておけばとりあえず間違いないです。
以下、おすすめのERC20対応のウォレットをご紹介いたします。
My Ether Wallet(マイイーサーウォレット)
もっともメジャーなERC20対応のウォレットです。それぞれのICOのホームページでもMy Ether Walletがおすすめされていることがほとんどです。
イーサリアムベースのトークンだけでなく、LedgerやTrezorなどのコールドウォレットと連携して秘密鍵の管理を行うこともできる優れもののウォレットです。
MetaMask(メタマスク)
分散型のウォレットアプリであるMetaMask。グーグルクロムなどでアプリケーションとして使えるので非常に使い勝手が良いです。
またMetaMaskはMyEtherWalletと連動して使うこともできるので、どちらも作っておいて損はないと思います。
これ以外にもERC20対応のウォレットはたくさんあるので、気になった方は自分で調べてみてください。
国内の仮想通貨取引所に登録しよう
ウォレットを作り終わったら、国内の仮想通貨取引所に登録します。
トークンセールは日本円の振込での購入などは基本的にできません。なので国内の仮想通貨取引所に登録し、トークンセールに送金するための仮想通貨を購入する必要があります。

という方のために、以下におすすめの仮想通貨取引所を載せておきます。
bitFlyer(ビットフライヤー)の公式サイトはこちら
日本国内でのビットコインの取引高日本一の国内最大規模の取引所です。
さまざまな仮想通貨を取り扱っている国内取引所。COMSA(コムサ)というICOのプラットフォームを提供するプロジェクトも行っています。
仮想通貨取引所への登録が終われば準備完了です。
実際に入金から送金ができるようになるまで、ほとんどの取引所で1週間前後かかるため急ぎで参加したいICO案件がある場合は、なるべく早く登録を済ませておきましょう。
購入編
それではICOトークンの購入するまでの流れを解説していきます。
メールアドレスとパスワードの登録
ほぼすべてのICOで、メールアドレスの登録とパスワードの設定は必須となります。
また、登録後に2段階認証を設定できるものもあるので、セキュリティを強くするためにも必ず設定しておきましょう。
KYC(本人確認)
トークンセールへの登録が終わったあとは、本人確認を行います。
住所の登録、顔写真付きの身分証のアップロードなど、ICOごとに求められる書類は違うのでしっかりと確認して行いましょう。
仮想通貨を送金する
トークンセールの登録が終わると、トークンセール内での自分のウォレットのアドレスが表示されます。
複数の仮想通貨での受け入れを行っている場合は、それぞれの通貨ごとに自分の専用のアドレスが表示されます。

ICOトークンを購入
大体のICOは、仮想通貨を送金すると勝手にICOトークンが購入されています。
稀に送金した仮想通貨で、さらにトークンセールのサイト内で購入作業を行う必要がある場合もあるので、送金後にICOトークンが、自分のトークンセール内のウォレットに反映されているか確認を行いましょう。
受け取り編
購入したら受け取りです。ここで最初に作ったウォレットが活躍します。
準備したウォレットにICOトークンを送金
トークンセールのサイト内からウォレットにトークンを送ります。
ほとんどの場合は、サイト内にwithdraw(引き出し)という項目があるのでそちらを選択し、事前に作ったウォレットのアドレスを引き出し先のアドレスに入力します。
ICOにもよりますが、送金のタイミングはまちまちで、購入後すぐに受け取れるものもあればトークンセール終了後に送られてくるものもあります。
私の体験談でもっとも遅かったのは、トークンセール終了後、送られてくるまでに1ヶ月かかりました。
その時期はちょうどイーサリアムのネットワークが混み合っていたことが原因なのですが、詐欺にあったのではないかとだいぶ不安になりました。
なので、なかなかトークンが送られてこなくても焦らず気長に待ちましょう。以上で受け取りは完了です。
すぐに上場した場合は取引所への直接送金も可能
ICOによってはトークンセール終了後、数日もしないうちに取引所へ上場するものもあります。
その場合、準備していたウォレットに送らず取引所に直接送金することも可能です。
ICOへの参加の際に気をつけておきたい4つのこと

この項では、ICOへの参加の際に気をつけておきたいことを解説いたします。
1.コントラクトアドレスを使ったICOには注意
用語集でも説明したように、コントラクトアドレスはそのアドレスに送金した分のICOトークンが自動で受け取れる仕組みとなっています。
必ず気をつけておきたいのが、コントラクトアドレスに送金する場合、取引所からではなく自分で作ったウォレットから送金を行うという点です。
万が一取引所からコントラクトアドレスに送金を行うと、見返りとしてもらうはずだったトークンが消失してしまう可能性があります。
2.ICOへの参加は余剰資金で
ICOはとにかく詐欺が多いです。
どれだけ信頼できると思ったICOでも、詐欺だったなんてこともあります。
そんな詐欺で自分の貴重な資産を失わないためにも、ICOへの参加はあくまでも余剰資金(なくなっても良いお金)で行うようにしましょう。
3.トークンが動かせない場合も
ICOによっては、一定期間トークンをロックして移動できないようにするものもあります。
これは、参加時期によって購入できるトークンの量が変わることの不平等を是正するために行われるものです。
4.ソフトキャップを達成しない場合に返金があるか
用語集でも解説したように、ソフトキャップは事業の運営のために必要な最低の目標金額です。
このソフトキャップを達成しなかった場合、プロジェクト自体も終了となります。もちろん購入したトークンにも価値はなくなります。
ICO参加で気をつけたいことのポイント

- 取引所からの送金を受け入れているかどうか確認
- ソフトキャップ未達時の返金の有無
- どれだけプロジェクトが有望でも余剰資金で投資すること
有望なICOの5つの見分け方
ICOは非常に詐欺が多い世界です。また、ICOでプロジェクト資金を集めてもその後頓挫してしまうことも多々あります。
その中でも有望なICOを見分けるためのコツをお伝えしていきたいと思います。
1.目標収集額(ハードキャップ)はいくらか
ICOへ参加する際にハードキャップの確認は、非常に大切な要素になります。
ハードキャップは用語集でも解説したように、プロジェクトの運営のための目標収集金額の最大値です。ハードキャップを達成すると、ICOは自動的に終了となります。
ここで気をつけたいのがハードキャップがあまりにも大きな金額であった場合、取引所に上場してからの値上がりがあまり期待できないという点です。
なぜ値上がりが期待できないのか、わかりやすいように時価総額で考えてみましょう。
ハードキャップと時価総額から見る値上がりの例
例えば、とある「A」というICOプロジェクトがあったとしてハードキャップが100億円だとし、そのプロジェクトが無事ハードキャップを達成したとします。
そうすると取引所に上場した時点でトークンの時価総額は100億円となります。
次に、「B」というICOプロジェクトがありハードキャップは10億円てした。そしてそのプロジェクトも無事ハードキャップを達成したとします。
そうすると取引所に上場した時点でトークンの時価総額は10億円となります。
仮に「A」のプロジェクトと「B」のプロジェクトのどちらも、それぞれが2年後に時価総額1,000億円まで伸びたとすると、「A」のプロジェクトは、ICO時の売り出し値から10倍値上がりしたことになり、「B」のプロジェクトは100倍値上がりしたことになります。
これがハードキャップがあまりにも大きいICOをおすすめできない理由です。
しかし小さすぎるのもプロジェクトの運営自体がままならないのではないかと心配されます。
よってハードキャップは、10億円〜30億円くらいを設定しているICOへの参加をおすすめます。
2.ホワイトペーパーは必ず読もう
ホワイトペーパーは事業の内容や集めた資金の使い道が記述されています。しっかりと読み込んでその事業の将来性を確認しておきましょう。
例えば、もしそのプロジェクトの分野が、すでに大企業が独占している分野へ挑もうとしている場合などは、将来性があまり見込めません。
また、ホワイトペーパーにはロードマップという具体的な事業の流れを時系列で解説したものも書いてあります。
本当に実現可能かどうか、ロードマップを読んで分析して見ることも大事です。
また、集めた資金の使い道も確認することも大切です。よほどのビックネームがバックについてない限り、広告宣伝活動は重要な項目になりますし、優秀な開発者を雇うための人件費も大事な要素です。

3.チームの開発力は確認必須
ICOに参加する上で、チームの開発力の確認は非常に重要な点となります。
現在発行されているトークンのほとんどは、そのプロジェクトが運営する何かしらのサービスで使えるものとなっています。
しかしチームに開発力がなければ、その後そのサービスの需要が増えることも期待できません。
需要が増えなければ値上がりも見込めません。

方法として、開発担当として公開されている技術者の名前をネットで検索してみましょう。優秀な技術者であれば、その人物が執筆した論文が公開されていることが多いです。
特に、ブロックチェーンのエンジニアは開発担当の中でも大変重要なポジションとなりますので念入りに調べておきましょう。
4.アドバイザーはどんな人物か
ICOのプロジェクトには、大抵何人かのアドバイザーがついています。
アドバイザーはプロジェクトへのアドバイスを行う見返りとして、発行されるトークンの何%かを報酬として受け取っています。
例えば、2017年に発行されたOmiseGo(オミセゴー)という仮想通貨があります。このプロジェクトではアドバイザーに、イーサリアムの開発者であるヴィタリック・ブテリンが参加しています。
ヴィタリックは仮想通貨業界の中では、もっとも影響力のある人物の1人であり、そのヴィタリックがアドバイザーとして開発にも関わっています。
また、ヴィタリックは仮想通貨に対して値上がりで自身が儲けようというタイプの人間ではなく、世の中をよくしたいという思いで、仮想通貨の開発に携わっています。
このような非常に紳士的であるヴィタリックが参加するプロジェクトには、将来性だけでなく大きな信頼を寄せることができます。
こういったこともあり、OmiseGoの価格はICO時の売り出し値から、最大でおよそ80倍以上にまで上昇しました。
5.ICO評価サイトを使おう

という方向けに、ICOの評価を行っているサイトもあ流のでご紹介します。
ICO Bench
ICOのエキスパートがチーム力、将来性、製品力の3つの項目でICOのランク付けを行っているサイト。
一人の意見だけではなく複数人の意見で評価が決まるので客観的なランク付けが行われています。また、AIによるICOの信頼性の検証、評価も行われています。
ICO RATING
ICOを市場での優位性、注目度、投資リスクの3項目で専門家が解析しランク付けを行っているサイト。評価サイトの中では老舗になっているので情報の信頼性も高いです。
自分自身で調べるのはもちろんですが、ホワイトペーパーってめっちゃ長いです。しかも英語です。
これを全部翻訳して、全部のICOでやってたらとんでもない時間がかかります。
そこでこういったICOの評価サイトを合わせて使うことで専門家が私たちの代わりに分析してわかりやすくランク付けしてくれ流ので、これを使うことでより精度の高い投資が可能となります。
ICOの世界では、こういった評価サイトで高い評価をもらい、自分たちのプロジェクトでその評価をPRしています。
こういったことからも、ICOの評価サイトの評価は「買う側」にも「売る側」にも大切な要素といえるのでこの機会に覚えておきましょう。
以上、有望なICOを見分ける方法を解説いたしました。
有望なICOに投資することは、すなわち投資のリターンを得られる可能性も高くなるということです。しっかりと見極めた上で投資を行いましょう。
有望なICOを見分けるポイント
- エンジニアの技術力は論文で確認
- アドバイザーには十分な影響力があるか確認
- ホワイトペーパーで将来性を見極める
- 評価サイトを使い投資の精度を上げる
ICOで利益を出す方法

ここでは具体的にICO投資で利益をあげる方法について解説していきたいと思います。
短期取引編
ICOで購入したトークンを、短期間で利益をあげようと思った場合もっとも効果的な方法は、「売り抜け」と呼ばれる手法です。
これはトークンの上場後に、高値がついた時点ですぐに売り抜く方法のことです。
以下のキャプチャをご覧ください。

これはとある仮想通貨のICO終了後の価格です。
初音が著しく高いのに対して、その後はすぐに値下がりしています。
基本的にICO終了後の上場した仮想通貨のほとんどは、似たようなチャートを作る傾向があり、これはICOに早期参加し、ボーナスなどの恩恵を受けた人たちが売って、早い段階で利益をあげるために行っている手法です。

長期取引編
長期取引でICOで利益をあげる方法は1つです。
それはトークン購入時にそのトークンの需要が将来的に伸びるかを見極めることです。将来的に値上がりするための必要な要素は、そのトークンの需要があるかどうかに尽きます。
欲しい人がたくさんいれば自然と値段も上がりますし、欲しい人がいなければ値段はどんどん下がっていきます。
仮想通貨の技術はまだまだ発展途上であり、ましてICOを行っている企業の ほとんどはベンチャー企業のようなスタートアップが多いです。
以上、ICOへの投資で利益を出す具体的な投資方法について解説いたしました。
ICOは奥が深い!
ここまでICOへの参加方法や優良なICOの見極め方、ICOの投資方法など解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事でICOへの疑問が解決できたかと思います。ICOを調べていくと単なる投資だけでなく、ブロックチェーンやスマートコントラクトなど、仮想通貨の技術を使ったおもしろいプロジェクトがたくさんあります。
この先、ICOを行った企業の中からとんでもない成功をして豊かな未来を作ってくれるプロジェクトもあるかもしれませんね。
そう考えるとなんだかワクワクしませんか?みなさんも気になるICOがあればぜひ参加してみてくださいね!