オリジナルトークン(独自トークン)の作り方・発行方法は?

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仮想通貨や暗号通貨への投資が人気となっていますが、自分でも独自の仮想通貨を発行することはできるのでしょうか?個人で簡単に発行することができるオリジナルトークンの便利な使い道と、オリジナルトークンの作り方についてご紹介します。

オリジナルトークンとはどんなもの?

オリジナルトークンとは独自トークンとも呼ばれる、仮想通貨や暗号通貨のシステムを利用して作成されたコインのことです。

基本的には仮想通貨と同じシステムで生成されるため、ウォレットを利用して売買や配布を行うことができます。

日本でも企業によって発行されたトークンが売買されており、大手取引所のZaifが発行しているZaifトークンが有名です。

仮想通貨の場合、発行及び流通については管理者が存在せず、システムによって発行量が管理されていますが、独自トークンの場合は発行者によって管理されており、発行量なども随時変更することができます。

そのため、オリジナルトークンは仮想通貨や暗号通貨のようにマイニングを行って報酬として入手することはできません。

基本的に企業や個人が何らかの目的で作成し、ユーザーに売却または配布するという形で取引が行われます。

イメージとしては、株式と小売店が発行するポイントを合わせたようなものと考えると良いでしょう。

独自トークンを発行するメリットとは

独自トークンを発行することで発行者にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

まず、企業が発行する場合ですが、これは資金集めを目的として発行されることが多いようです。

株式を発行する場合、発行手続きにはさまざまな法律上の制約があるため、企業規模や財政状況によっては追加発行を行うことができません。

また、株式を購入した投資家には議決権が発生するため、企業の経営方針に影響が出てしまうことも考えられます。

独自トークンの場合、2017年12月現在、法的な規制が行われていないため、ある程度自由に作成して資金を調達することができますし、株式と違っていくら保有していても議決権は発生しません。

ただ、法的な規制が無いと言うことはそれだけ投資家も集めた資金の使い道や配当の計画についてしっかり調査しますし、もし過大表記などを行った場合には、民法に抵触して損害賠償請求が起こることもあります。

独自トークンによる資金調達は株式に比べて手続きの簡略化が図れますが、資金が調達できない場合や、失敗した際に訴訟リスクがある点には注意しておいてください。

企業の資金調達につかわれることが多い独自トークンですが、個人で発行した場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

個人で発行する場合も本質的な考え方は企業が発行する場合とあまり変わりません。

例えば、クラウドファンディングと同じようにどうしても作りたいアイテムがある場合の資金調達に利用することもできますし、個人サイト運営の際にトークンを販売し、所有者のみ閲覧できるページを作るのも良いでしょう。

クラウドファンディングの場合、達成時のリターンは入金を行ったユーザーに限られますが、独自トークンならユーザー同士で売買することもできます。

そのため、もし入金後にアイテムの使い道が無くなり、購入の必要が無くなったとしても、他のユーザーにトークンを売却することで投資した資金を回収することもできるのです。

また、もし作ろうとしているアイテムが人気で、争奪戦が起こった場合にはトークンの価値も上昇するでしょう。

このようなトークン自体の価値が上昇することは個人発行の独自トークンではほとんどありませんが、企業が発行し、取引所に上場した場合には頻繁に起こります。

例えば、ブラウザ開発を行っているMozillaの前CEOが立ち上げた新規ブラウザプロジェクトでは、資金の調達を独自トークンの販売で行い、約40億円の調達に成功しました。

この独自トークンはBATといい、海外取引所大手のBittrexに上場、現在はユーザー間で売買が行われています。

ここまでトークンに市場価値が生まれ、資金調達が大成功を収めることはまだ珍しいのですが、将来的には独自トークンを用いた資金調達は株式と同じように一般的なものになるかもしれません。

そうすれば、もっと気軽に資金が調達でき、投資家も投資しやすい環境が生まれることでしょう。

独自トークンの作り方とは

独自トークンの作り方はとても簡単で、スマートフォンアプリと手数料だけでいつでも作成することができます。

使用するアプリは「IndieSquare Wallet」というもので、AndroidとiOSの両方で提供されており、無料でインストールが可能です。

ただ、アプリそのものは無料ですが、独自トークンの発行にはXCPという仮想通貨で手数料を支払う必要があるため、あらかじめXCPを入手しておかなければいけません。

また、独自トークンはビットコインを利用して生成されるため、発行数量によってビットコインも必要となります。

日本国内の取引所では、ZaifがXCPに対応していますので、独自トークンを生成したいという方はZaifに登録してXCPを手に入れておきましょう。

Zaifで口座を開設する>>

アプリのインストールとXCPの調達が完了したら、いよいよ独自トークンの発行です。

アプリを起動し、まずはウォレットを作成、トークンの生成には手数料として0.5XCPが必要となるため、ウォレットに手数料分のXCPを送金しておきます。

この時、ビットコインについてもウォレットに送金しておきましょう。

ウォレットへの送金が確認できたら、アプリ左上にある「トークン新規発行」をタップし、トークンの名称や発行数量、トークンのアイコン画像などを設定すれば完了です。

生成には多少時間がかかりますが、一晩経てば大抵生成完了しますので、気長に待ちましょう。

生成が終われば作成した独自トークンの売買や送付が行えるようになります。

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