ビットコインのマイニングマシンのスペックは?初期投資はいくらかかる?

ビットコインのマイニングマシンのスペックは?初期投資はいくらかかる?

マイニングにはどんなパソコンが使える?

マイニングと言うと、高スペックなパソコンを複数台用意して行うものというイメージがあります。

実際、マイニングによってある程度利益を出すためには、スペックの高いパソコンを用意する必要はあるのですが、マイニングそのものを行う場合は特にスペックは関係ありません。

マイニングは、基本的にCPUが搭載されている機械で、対応した採掘ソフトがリリースされているものなら行うことができます。

ノートパソコンやスマートフォンのような身近にある情報機器でもマイニングは可能なのです。

しかし、ノートパソコンやスマートフォンでマイニングを行っても、電気代や処理能力の都合上、利益を得ることは難しいでしょう。

もちろん、複数台の機械を用意して力技で処理能力(ハッシュレートといいます)を増大させて採掘するという手もあることにはあるのですが、機械の価格やバッテリーの破損リスクなどを考えると現実的ではありません。

お手持ちの使っていないノートパソコンでマイニングを行いたいと考えられている方もいらっしゃるかも知れませんが、コストなどを考えるなら、専用のパソコンを用意した方が良いでしょう。

マイニングのために必要なスペックはどれぐらい?

ビットコインでマイニングを行う場合、最低限必要なスペックはどのぐらいなのでしょうか?

ビットコインなどの仮想通貨では、瞬間的にコインの総発行量が増大しないよう、発行量に合わせて採掘難易度が上昇する仕組みとなっています。

そのため、年々必要とされるパソコンの性能は向上しているのが現状です。ですので、現時点で利益を出せているという方の機器を真似してパソコンを自作、または購入しても、将来的に初期投資を回収できる可能性は低いと言えるでしょう。

仮想通貨にはビットコイン以外にも様々なものがあり、採掘難易度が低いものならスペックがあまり高くないパソコンでも利益を出せる可能性があるのです。

例えば、ビットコインで利益を出すためには、オフィスなどで用いられているパソコンの数十倍から数百倍の性能が必要と言われていますが、仮想通貨によっては必要な台数が10台程度に収まることもあります。

マイニング専用マシンを自作することはできる?

マイニングは結局のところ、計算がどれだけ速くできるかの勝負になります。

パソコンで計算となるとCPUの性能が重要と思われるかもしれませんが、マイニングで必要とされる計算方法は、GPU、いわゆるビデオカードやグラボと呼ばれるパーツで行った方が効率は良いのです。

そのため、マイニング用パソコンでは、一台のパソコンに複数枚のグラボを取り付けて稼働させる方式が多く用いられています。

マイニング用パソコンの構成とは

パソコンを自作してマイニング環境を作る場合、機器の構成はどうすれば良いのでしょうか?

まず、必要なパーツを見てみましょう。

マイニングの場合、必要なのはGPU(ビデオカード)が何枚積めるか、そして電気代はどれぐらいかかるかです。

CPUやメモリ、HDDなどのパーツについてはそれほど高性能なものは必要ありませんので、CPUにはIntelのCeleronやcore i3、メモリは8GB、記録装置は読み書きが早いSSDの120G程度のものを用意すると良いでしょう。

さて、ここからが重要なポイントです。

マイニング用パソコンでは、GPUを複数枚並行して処理を行った方が効率は良くなるため、マザーボードは複数枚GPUが搭載できるマザーボードを選ぶ必要があります。

マイニング需要の高まりにより、各社からさまざまなマイニング用マザーボードが販売されていますが、中でも注目なのがASRock社の「H110 PRO BTC+」というマザーボードです。

こちらのマザーボードは、IntelのCPUに対応したマザーボードなのですが、なんとビデオカードを搭載するためのPCIeスロットが13本も用意されています。

搭載するGPUについては、AMDのRX470が人気となっていますが、こちらはイーサリアムという仮想通貨のマイニングに向いていることが人気の理由のため、ビットコイン向けで考えると少し合わないかもしれません。

個人的には、パーツを交換する際のリセールバリューや、マイニングプロセスの対応の広さから、NVIDIAのGTX1070あたりをおすすめします。

GTX1070は一枚あたりの価格が約5万円程度とRX470より2割程度高いのですが、中古として売却する際の価格が安定しているため、トータルのコストで見ると殆ど変わりません。

イーサリアムのみで勝負するならRX470あたりがベストの選択となりますが、効率の良い仮想通貨を渡り歩くつもりなら、環境が対応しやすいGTX系グラボがおすすめです。

マイニングパソコンを自作するのにかかる費用は?

上記の構成でパソコンを自作して環境を整えた場合、費用はどれぐらいかかるのでしょうか?

まず、GPUとマザーボード以外の価格についてですが、こちらはケースまで含めても約2万円もあれば十分揃えることができます。

マザーボードはASRockの「H110 PRO BTC+」が約15,000円、グラボはGTX1070なら一枚約50,000円です。

マイニングでは、24時間ずっと稼働させ続けるため、電源選びも重要となります。

電源には、電源効率が良く、電気代を抑えることができる「80PLUS TITANIUM」という規格のものを選びましょう。

容量については、搭載するGPUの枚数にもよりますが、1000Wのものを選んでおけば安心です。

この規格の電源は、約40,000円が相場となります。

もし、GPU枚数の都合で電源容量が不足する場合は、複数の電源ユニットを連動して起動させることができるケーブルも販売されていますので、電源ユニットを追加して対応すると良いでしょう。

合計費用は、グラボ4枚構成なら約30万円、グラボの枚数で初期投資費用は変わりますが、まずはこのあたりで試してみると良いでしょう。