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仮想通貨取引所Kraken(クラーケン)とは?
Kraken仮想通貨取引所は、Payward.Incが運営しており、Jesse Powell代表が主導している取引所です。2011年7月28日にアメリカで設立された取引所で、サンフランシスコに拠点を持っています。2014年に日本にも進出し、日本語対応された取引所として運営されています。
Krakenの評判は?メリットとデメリットを解説
Kraken(クラーケン)は日本語対応された取引所の中で比較的取り扱い仮想通貨が多い取引所で、その取引手数料も低く設定されていることから評判の良い取引所です。しかし、入金反映時間が遅かったり、出金エラーが発生したりとたまに問題が生じることがある様です。
ここではKraken取引所のメリットとデメリットを紹介していきます。
Kraken取引所のメリット
Kraken取引所は取り扱い仮想通貨量や手数料の安さなど多くのメリットが有ります。
取扱仮想通貨数が多い(17種)
日本で取引できる仮想通貨取引所の中ではかなり多い17種類の仮想通貨を取引することができます。国内最大手のbitFlyerが7種類の仮想通貨であることを例に挙げるとその取り扱い仮想通貨の多さが分かりやすいかと思います。
取引手数料が安い
Kraken仮想通貨取引所は『取引所』の形態をとっています。そのため、アルトコインでも安い手数料で取引をすることが可能です。安くアルトコインを購入したい方にとってはオススメの取引所です。
海外の取引所ながら、日本語でのサポートに対応
Krakenはアメリカの取引所ながら、2014年に日本に進出してから日本語でのサポートにも対応しています。
日本円の入金にも対応している
Krakenは子会社としてPayward Japan 株式会社を日本で設立し現在仮想通貨交換業のみなし業者として日本で運営しています。そのため、日本円で入金して仮想通貨取引を行うことが可能です。
Kraken取引所のデメリット
良い評判を聞く一方で出金エラーやサーバー落ちなど、下でまとめたようなデメリットも報告されています。
サーバが不安定で落ちたことがある
Krakenのサーバーはエラーやサーバーダウンが発生することが有ります。そのため、暴騰や暴落時に操作ができないなどの不安が多少残ります。
出金エラーが起きたことがある
Krakenでは度々出金エラーが起きることが報告されています。
スワップ手数料が高い
Krakenのスワップ手数料は4時間毎にBTC(ビットコイン)/EUR(ユーロ)であれば0.01%、ETH(イーサ)/BTC(ビットコイン)であれば0.02%必要になります。そのため長期のポジションを保有するには手数料が高額になってしまう問題が有ります。
入金確認などの対応が遅い
Krakenの口座に日本円を入金する際に数日待たされてしまうようなことがあるようで、入金の対応が遅いと不満が出ています。
Krakenの手数料、アプリの有無などの基本情報
Kraken | |
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Kraken基本情報 | 設立:2011年7月28日 拠点:サンフランシスコ CEO:Jesse Powell |
金融庁の認可 | なし |
取り扱い通貨 | 主要通貨 ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) ビットコインキャッシュ(BCH) ライトコイン(LTC) リップル(XRP) モネロ(XMR) オーガー(REP) ジーキャッシュ(ZEC) イコノミ(ICN) ドージコイン(DOGE) ステラ(XLM) メロン(MKN) ダッシュ(DASH) イオス(EOS) テザー(USDT) ノシス(GNO) |
手数料 | 指値注文:0%~0.16% 成行注文:0.1%~0.26% |
取引の種類 | 現物取引所、信用取引(FX) |
セキュリティ | PGP/GPG暗号化、2段階認証、コールドウォレット |
アプリ有無 | 有り |
Kraken(クラーケン)取引所はアメリカと日本でサービスを展開している外資の取引所です。最大の特徴としてビットコインを始め、取り扱い仮想通貨の量が多いことが挙げられます。また、その取引手数料の安さとセキュリティーの高さは評判を呼んでいます。
Krakenのサービスは?
Krakenが提供している主なサービスは、『取引所』と『信用取引』の2つです。ここでは簡単にそのサービス内容や使い方を説明します。
Krakenの取引所サービスと使い方
Kraken(クラーケン)はユーザー同士が直接取引することができる『取引所』を運営しています。更に17種類の仮想通貨を取り扱っているため、アルトコインを安い手数料でトレードすることが可能です。
『販売所』形式の取引所は簡単に仮想通貨を購入することができるため初心者の方に人気ですが、手数料が非常に高額です。そのため仮想通貨取引に慣れてきたら取引所での購入をオススメします。
Krakenの信用取引サービスと使い方
Krakenでは、信用取引が可能で、レバレッジを1.5倍、2.0倍、2.5倍、3.0倍、5.0倍から選ぶことが可能です。注意する点として、4時間毎に借り入れ手数料が発生することを念頭におく必要が有ります。そのため、デイトレードよりも短期のトレードに向いた設計になっています。
具体的な手数料は、以下です。
XBT(ビットコイン)/EUR(ユーロ)
ポジションオープン手数料0.01%
ロールオーバー手数料0.01%(4時間毎)
ETH(イーサ)/XBT(ビットコイン)
ポジションオープン手数料0.02%
ロールオーバー手数料0.02%(4時間毎)