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仮想通貨取引所のZaifとは?
Zaif(ザイフ)は2015年3月4日にオープンしたビットコインをはじめとする仮想通貨の取引所です。
2014年7月にビットコインのウォレットサービスとして登場、2014年4月から運営していたEtwingsという取引所を買収して設立されたのがZaifです。
2017年12月現在ではBTC国内月間出来高ランキングで4位という、国内でとても大きな取引所の一つです。
仮想通貨取引所Zaifを運営している会社であるテックビューロ株式会社の基本情報は以下の通りです。
テックビューロ株式会社基本情報 | |
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社名 | テックビューロ株式会社 Tech Bureau, Corp. |
設立 | 2014年6月16日 |
資本金 | 8億3,013万円(資本準備金含む) |
所在地 | 大阪府大阪市西区西本町1-4-1オリックス本町ビル4F |
仮想通貨取引所のZaifの特徴
国内最大の取引量を誇る、大手仮想通貨取引所の一つであるZaif。特徴となる要点をまとめてみました。
Zaif最大の特徴!取引手数料が安い!
Zaifでは、ビットコインの現物取引(ビットコインと日本円をトレードすること)の手数料がマイナス(-0.05%)です。手数料がマイナスということは、取引をすればするほど手数料がもらえるということです。
多くの他取引所の場合、取引をするごとに手数料を払うため、とてもお得ということになります。
アルトコインと日本円/BTC間の取引でも手数料は0~0.1%なので、こちらも他取引所と比べてとても安いです。
手数料の安さから、Zaifは「手数料で選ぶならといえばZaif」と言われています。
初心者でも簡単に、そして安心して取引が始められる
アカウント設立がスムーズにできて、取引画面が分かりやすく、初心者でも始めやすいのはZaifの大きな特徴です。
また国内に多数ある仮想通貨取引所の中でもZaifはいち早く金融庁に登録したということも、とても安心できる要素ですね。
そしてZaifの運営会社であるテックビューロはセキュリティへの取り組みに力を入れています。
テックビューロの強化しているセキュリティ体制は以下の通りです。
- 預かり仮想通貨管理の強化
- ユーザー情報やバックアップデータ管理の強化
- システムインフラの堅牢性強化
- ユーザーからの預かり金と経営資金の分離
- リスク管理やセキュリティ対策の強化
- 経営資金の確保とユーザーの預かり金の透明性
このように、仮想通貨取引におけるリスクを明記し、ユーザーに喚起させ、セキュリティー対策にも力を入れている取引所なので、初心者も安心して使うことができます。
中級者向けXCPを始めとしたトークンが豊富
Zaifでは、主な仮想通貨のみならず、Zaifでしか買えないようなXCP(カウンターパーティー)を始めとした各種トークンの現物取引も可能です。また、日本国内最大の取引通貨数を誇っており、ICOで約109億円を調達したICOプラットフォームであるCOMSA(CMS)やZaifトークンなど独自トークンも発行しています。
つまりZaifは初心者に対して簡単に安心して取引が行えるようにしていますが、その豊富なトークン数によって中級者以上のユーザーのニーズにも対応しているのです。
また、他の取引所とZaifを比較してみるのも面白いので、ぜひこちらもご参照ください。
Zaifコイン積立で仮想通貨を積み立てられる
ZaifではZaifコイン積立という仮想通貨を積み立てできるサービスがあります。日本円で毎月の積立金額と購入する仮想通貨を決めるだけで、自動でZaifがコツコツ積み立てをしてくれます。
ハイリスクハイリターンを目指すつもりがなく、長期投資で安定した収益を目指したい方は向いているでしょう。
仮想通貨取引所のZaifの取り扱い仮想通貨は?
現在Zaifではビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ネム、モナコイン(MONA)、各種カウンターパーティートークンを取り扱っています。
種類が豊富という訳ではありませんが、MONAコインやZaifトークンなど変わったコインが取り扱われているのが特徴です。
仮想通貨取引をZaifで始めてみよう
今までZaifの概要をみてきたので、早速アカウント作成をしてみましょう!
Zaifでのアカウント作成
まず、無料登録はこちらと書かれたボタンをクリックし自分のメールアドレスを記入します。メールボックスにZaifからメッセージが届いているはずなのでそこからサイトに入りパスワード等を設定します。
サイトに入るとユーザー規約をチェックし、パスワードを設定してくださいと出ますので、先に利用規約・重要事項を読んでください。パスワードは50%以上の強度になるように設定し、「同意して登録」を押します。
本人登録
登録が完了すると、口座開設となりますが、この状態ではまだ機能が使えません。機能制限を解除するためにアカウントから①基本情報、②本人確認の順番に入力していきます。
①の鉛筆のマークをクリック(タップ)すると基本情報を入力する画面になるので、名前、住所などの基本的な情報を入力します。
項目には日本円の出金口座を入力する場所もあるので、直近すぐに必要はないですが、今後ビットコインの価格が上がった際に日本円を引き出す機会もあると思いますので登録しておきましょう。
入力が完了したら続いて②の本人確認書類を提出します。
本人確認に必要なのは以下の書類1点
- 在留カード
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート及びビザ
いずれも顔写真が載っていて住所が確認できるものでなければならないため、表記されている住所と異なる場合は裏面に新しく記載された現住所も合わせて登録する必要があります。
顔写真がない書類しか手元にない場合は以下2点の組み合わせでも可能です。
- 公的証明書(保険証、住民票)
- 公的料金の明細書(電気・ガス・水道料金・携帯電話など)
いずれも住所が記載されていることが必須で、有効期限がない書類の場合は発行から3ヶ月以内の書類のみ可能になっています。
本人確認書類の提出が終わると、提出した住所先にZaifから郵便物が届きますので、そこに記載されてある6桁の数字を本人確認の入力画面に入力します。
ここまでで本人登録は終了です。Zaifの取引所機能が使えるようになります。
2段階認証
取引自体は行えますが、通常の登録だけになるとセキュリティーが甘く、口座にお金を預けておくには多少危険です。そのため、2段階認証の設定も重ねてオススメします。
先ほどのアカウントメニューから「セキュリティー」→「2段階認証」と進みます。
2段階認証を行うにはIIJ SmartKey,Google Authenticator,AUTHYなどのスマートフォンのアプリをダウンロードします。初めての設定であればGoogleのものを使うといいでしょう。
ダウンロードしたアプリで上のQRコードを読み取ります。すると6桁の数字が30秒間隔で生成されるのでその数字を入力し確認をクリック(タップ)すれば設定の完了です。
Zaifで取引を行うための準備
登録が完了したら次はビットコインの購入や取引を行うために日本円を入金します。
入金方法
「アカウント」→「入出金と履歴」を選択すると3つ入金オプションを選択出来る画面に行きます。銀行振込、コンビニ振込、ペイジー振込とありますが、ここでは代表的な銀行振込の行い方を説明します。
銀行振込
銀行振込の場合は入金したい金額を入力すると、以下のような振込先口座が出てきますので、指定した金額を金融機関で振り込んでください。ただし、手数料はこちらが負担することになります。
画像の通りに振込名義を記入しないと、サポートへの連絡対応が面倒になるので間違えないようにしましょう。
Zaifでのビットコインの買い方・取引方法
日本円も入金し、取引の準備が完了したら次は仮想通貨の取引です。ビットコインの購入方法として主に販売所で購入する方法と、日本円を取引所で取引する二つの方法があります。それぞれの方法を説明していきます。
Zaifの販売所でのビットコインの買い方
販売所でビットコインを購入する場合は取引所と比べ価格が割高になります、その代わり確実に購入することができます。
ビットコインの購入は「簡単売買」という所から行えます。日本円を入金しているので、右の赤色の部分から購入したいビットコインの数量か日本円の予算額分かどちらかを選んで購入ができます。
Zaifの取引所でのビットコインの買い方
取引所でビットコインを購入する場合は販売所よりも価格が割安になります。その一方で、購入できるかできないかは取引所での取引量によって左右されます。ただ、Zaifの場合一日平均約1万ビットコインが取引されているため購入できないといったことは考えづらいでしょう。
ビットコインを取引所で購入する場合は「取引」という画面に移動し①にビットコインを購入したい金額を入力し、②に購入したいビットコインの量を入力します。
そのまま買い注文を出すと、指定した金額で取引したいという人が現れた場合にビットコインの購入取引が行われます。
それと同時に、購入時よりも価格が上がった際に自動的に売れるように設定したい場合は、③に売りたい金額を入力すれば売買取引が行われます。
上の画像で説明すると1ビットコインが70万円の時点で購入を希望しており、80万円まで価格が上がれば自動的に売れるように設定しています。
最低取引単位と手数料
販売所でも取引所でも最低ビットコイン最低取引単位は0.0001ビットコインからになり、相場にもよりますが80円前後からになります。
通常取引所では、取引の際に0.1%以上の手数料をとるところが多いのですが、Zaifの場合は-0.05%〜-0.01%の間で取引量に応じて変化します。手数料がマイナスということは、つまり取引すればするほど儲かるということになります。