ゴールドマン・サックスも仮想通貨を「ビジネスリスク」として捉えている!

ゴールドマン・サックスがビジネスリスクとして仮想通貨の存在をあげる

ゴールドマン・サックスのCEO、ロイド・ブランクファイン氏(Lloyd Blankfein)は、同社のような大手投資銀行は「ビットコイン戦略」を持っていないが、仮想通貨が同社にビジネスリスクをもたらすと認めています。

同社が2018年2月26日に、米国証券取引委員会(US Securities Exchange Commission ,SEC)に提出した文書に、ブロックチェーンおよび仮想通貨を取り扱う新興企業への投資と、ビットコイン先物取引を促進する決定が、ゴールドマン・サックスに大きな影響を与える可能性があると記載されています。

以下はその文章の内容です。「我々は、ブロックチェーンや仮想通貨などの分散型の元帳技術に関連する金融商品を持つ顧客を通して、リスクにさらされる可能性があります。

我々が投資する企業は、クライアントやサードパーティ、ベンダー、カウンターパーティや決済機関およびその他の金融仲介機関が使用する分散型の元帳技術に基づいたプラットフォームを発達させることに重きを置いています。」

確かに、ビットコインに対する同社CEOの敵対的なコメントにもかかわらず、同社はブロックチェーンの分野で活動しているスタートアップ企業を含むポートフォリオを水面下で作成してきました。

ゴールドマン・サックスの出資先の企業の一つは、最近、大手仮想通貨取引所の1つであるPoloniexを買収したことを発表しました。

大きくなる仮想通貨の存在感を銀行業界も感じている

仮想通貨に関するゴールドマン・サックスの懸念は、主にブロックチェーンのスタートアップ企業や他の機関への出資金関係から生じています。その中でも特にバンク・オブ・アメリカ(Bank of America)は彼らのビジネスモデルにとって脅威的な存在です。

これらのビジネスリスクの一つには操作的な側面もあります。銀行が仮想通貨用のより良い口座のためにアンチ・マネーロンダリング・システム(AML)をアップグレードしなければなりません。

しかし、ビジネスリスクとして他に挙げられるのはより根本的なことです。

同銀行は、既存の製品やサービスを更新して拡張するためには、フィンテックの新興企業との競争をしなければなりません。(一部はブロックチェーン技術を利用して銀行の存在意義を揺るがします。)

さらに、同社は仮想通に対して控えめな立場のため、このままでは顧客を失うリスクがあると認めています。